注文住宅で頭金は必要?0円で購入する注意点3選からよくある質問も紹介

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「注文住宅の頭金っていくらぐらいかかるの?」
「0円でいけるって聞いたけど、本当?」

結婚し子どもができ賃貸で住み続けるのではなく、夢のマイホームを購入して幸せな家庭を築きたいと思っても、そこには必要になる頭金。2,000万円の注文住宅を購入する場合どのくらいの頭金がかかるのか、気になるでしょう。

頭金が0円でいけるのであれば嬉しいと思う人もいるはず。

そこで今回は注文住宅の頭金はいくらなら建てられるのかについて解説します。今後マイホームを検討している人には参考になれば幸いです。

目次

注文住宅は頭金0円でも購入できるって本当?

注文住宅は頭金が0円でも購入できるのかについてですが、結論からいうと可能です。実際に『2019年新築マンション契約者動向調査(首都圏)』のデータによると、頭金の比率が0%の割合は、約1割前後いると記載されています。

そのため住宅を頭金0円で購入できるということです。ただし頭金が0円になるため、返済額はすべてを住宅ローンで支払う必要があります。

したがって、月々の返済額が大きくなり負担につながることを理解しておきましょう。

注文住宅を頭金0円で購入する際の注意点3選

注文住宅で頭金を0円で購入するのは、初期費用額を抑えることができますが、その分注意点もあります。注意点は以下の3つです。

  • 借入金が増えて利息負担が増える
  • 諸費用分は現金が必要な場合もある
  • 借入金利が高くなる

上記3つについてそれぞれ解説します。

借入金が増えて利息負担が増える

注意点1つ目は『借入金が増えて利息負担が増える』です。頭金を0円にするということは、借り入れする金額が大きくなります。利息は借り入れしている金額に対して利率がかかる仕組みです。

そのため借入金が増えることで利息の負担額が増えるのは至極当然のことです。例えば、2,000万円の注文住宅を建てたとして、500万円を頭金として入れれば1,500万円に対して利息がかかります。

しかし頭金が0円であれば、2,000万円に対して利息がかかるということです。金額が大きいため利息も大きくなります。月々の返済額も大きくなるので頭金0円が理想というわけではないことを理解しておきましょう。

諸費用分は現金が必要な場合もある

注意点2つ目は、『諸費用分は現金が必要になる場合がある』です。注文住宅を建てるには物件を建てる費用だけが発生しているわけではありません。手数料や住宅ローン手数料、手付金、各種保険などがあります。

支払い内容によっては事前に現金払いが必要な費用も存在します。そのため頭金を0円にできないケースがあります。

予め費用の内訳を踏まえ頭金が0円でもいけるのかは、注文住宅会社に確認してみるといいでしょう。

借入金利が高くなる

注意点3つ目としては、『借入金利が高くなる』です。注文住宅を建てる際は、様々な住宅ローンが存在します。通常の住宅ローンとは別に諸費用ローンといったものがあります。諸費用ローンとは、不動産仲介手数料、保険料、火災保険料、登記料、引越し費用をはじめとした住宅取得に関わる少費用をサポートするローンです。

そのため頭金を0円にすると、通常の住宅ローンと諸費用ローンの2つでローンを組む必要があるかもしれません。2つのローンを組むため、借入金利が高くなる可能性があります。

二重でローンを組むため借入金利が増えるリスクを事前に理解しておくようにしましょう。

注文住宅の頭金に関する評判3選

お客さんに聞かれたけど自己資金と頭金と手付金ってややこしいですよね😱

・自己資金
引越し費用等を含めたトータル資金

・頭金
物件購入に充てるお金
差引分がローン

・手付金
契約時に支払うお金
相場は物件の1割、相談可能

簡単に説明するとこんな感じです🤤

引用元:Twitter(@NoggqLEKHnwdugn

注文住宅の頭金にもいろいろあります。あくまでも物件購入に充てるお金であり、差し引き分がローンとして組まれることを理解しておきましょう。

注文住宅を考える人へ!
【頭金は入れるべきなの?】という質問が多い

答えは
予算に余裕があれば入れても良い👍❗️
貯金全額入れてしまうと緊急にお金が必要な時に困ります💦
300万ほど貯金があり、100万頭金に入れるぐらいの感覚でいいですよ👍✨

引用元:Twitter(@acton_j_act

頭金に関しては余裕があるのであれば予め少しでも払っておくといいといった声です。ただし貯金全額を入れるのはリスクですので、あなたの貯金額を含めて頭金の額を設定するのがいいでしょう。

今ローンを4000万組んだとして、頭金がないと大阪にまともな土地付き注文住宅を建てるのはかなり難しい気が

頭金0→建売が買えるギリギリ
頭金500万→建売が買える
頭金1000万→土地を選びつつローコストの注文住宅が買える
頭金1500万→土地を選びつつほどほどの性能の注文住宅が買える

引用元:Twitter(yarukinasao0)

頭金が0円だと建てられる注文住宅にも限りがありますし、エリアによっては0円では厳しいといった意見です。頭金が払えるに越したことはないでしょう。

注文住宅の頭金に関するよくある質問3選

注文住宅が頭金0円でも購入できることは理解できたでしょう。しかし頭金と言っても他にも気になる点はあるはず。よくある質問をまとめました。

  • 家を購入するとき貯金はどのくらい必要?
  • 車などのローンがあると住宅ローンは借りられない?
  • 住宅ローンは長めに組むほうがいい?

上記3つについてわかりやすく解説していきます。

家を購入するとき貯金はどのくらい必要?

先程も紹介しましたが、貯蓄に余裕があって頭金が払えるのであればある程度の金額を払ったほうが懸命です。ただし、貯金額を全額支払うのはNGです。

そのため貯金額がいくらあればいいといった考え方ではなく、頭金を払っても生活費の3〜6ヶ月分の貯蓄が残る金額を残して頭金を払うのがいいでしょう。

車などのローンがあると住宅ローンは借りられない?

結論からいうと車やその他ローンの支払いがあったとしても、住宅ローンは組めます。他のただしローンがあるため住宅ローンが組める金額に限度はあります。具体的に住宅ローンが組めるのは年収の35%と考えるのがいいでしょう。

ローンの支払が重なることで日々の生活の支払額に負担がかかるため、車といった他のローンが残り少ないのであれば事前にローンの支払いを終えているといいでしょう。

住宅ローンは長めに組むほうがいい?

住宅ローンはフラット35などを利用し、長めに組むのが理想です。住宅ローンは最初に決めた期間をあとから伸ばすことはできません。しかしあとから繰り上げ返済をすることは可能です。

そのため、最初は期間を最長で組むのが理想です。日々の支払額に余裕がでることで、貯蓄に回すことができ、ある程度余裕がでれば繰り上げ返済を選択もできるからです。そのため、最初は最長期間で住宅ローンを組むようにしましょう。

【結論】注文住宅で頭金を支払う場合は住宅価格の2~3割を用意しよう

ここまで注文住宅を建てるときの頭金は0円でも組めることを解説してきました。しかし注意点もたくさんあります。日々の支払額の負担が大きくなったり、金利が増えたりといったリスクはつきものです。

頭金を用意出来ない場合は仕方がありません。しかし頭金を用意できる余裕があるのであれば、住宅価格の2〜3割の頭金を用意するのをおすすめします。

住宅はあくまでも金銭的に余裕があるタイミングで購入するべきものです。頭金を支払う余裕がない場合は、家族で話し合いを行い住宅を購入する時期を検討するといいでしょう。

まとめ

今回は注文住宅の頭金について解説してきました。頭期は0円でも購入できますがおすすめはしません。エリアや住宅の種類などを選ぶことができない可能性もあります。また、月々の支払い額などの負担が大きくなります。

注文住宅は家族と幸せな時間を過ごすための一つの手段です。そのため、金銭的に負担が大きいのに無理して購入するものではありません。ある程度資金計画を行ってから注文住宅を検討するのがいいでしょう。

頭金の費用を注文住宅会社に相談してから資金計画を建てて、家族でお金を貯める目標を設定するのもおすすめです。目的や理由があればお金を貯めるのも楽しくなることもあるでしょう。

本記事がこれから注文住宅を検討している人の役にたちましたら幸いです。

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